お見舞い
お見舞いを受けたときのお礼はどうすればいい?
食品や消耗品など、あとに残らないものを。
「お見舞い返し」(快気祝い)は、病気やケガが治った後、お世話になった方々や、入院中にお見舞いに来てくれた方に「治りました」と全快の報告をかねて「ありがとう」のお返しをすることをいいます。
それとは別に、全快ではないながら、ひとまず治療が続く退院や、病院から自宅療養、リハビリ施設入所などに切り替わるという場合には、一区切りとして「御見舞御礼」とする場合があります。
このようなお見舞い返しの品物を贈る場合には、頂いた品の金額の3分の1程度のものを選ぶのが妥当ですが、一律に気持ち程度のものを選ぶという方法もあります。金額より品選びに心を配るようにしましょう。
この場合は、「病気やケガが後に残らないように」という気持ちを込めて、あとに残らない品物を選ぶことが縁起がいいとされています。溶けてなくなる砂糖やせっけん、嗜好品などがお礼の品として向いています。他には、自然食品、昆布、かつおぶし、食用油、乳製品など健康をイメージする品が適しています。
家族や親しい間柄であればなおさら、こういった機会にきちんと感謝の気持ちを伝えましょう。